Computational Science and Engineering Division, Atomic Energy Society of Japan
  • 【報告】2012年秋の大会での全体会議・特別講演

    2013.1.13 コメント無し

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    【全体会議】

    1)部会長挨拶,活動報告

    2)事故調査委員会について

    事故調査委員会の立ち上げの経緯が紹介され,3月末提出予定の中間報告までのスケジュールが提示された。

    3)共催・協賛・後援の報告

    部会が共催等する会議への部会員の積極的な参加を働きかけた。

      

    【特別講演】

    柴原先生(大阪府立大)

    柴原先生(大阪府立大)

    FEM熱弾塑性解析に関してのご講演がなされた.解析規模の大規模化のために,解析の高速化,省メモリ化は重要な課題である.この課題に対して,理想化動的陽解法は,従来法(陰解法FEM)と比べて要素数約5万の解析において下記の成果を確認できたことが報告された.

    • メモリ消費量を1/40に縮減できた
    • 精度は従来法と一致していることを確認できた
    • 1/2の高速化
    • GPUの導入で15倍以上の高速化

    奥田先生(東京大学)

    奥田先生(東大)

    前回のご講演資料を基に,10年前の課題と現状が紹介された.また,最新の研究成果,応用例,奥田先生がテーマリーダーを務めるRISSプロジェクトの紹介がなされた.また,研究課題を産業応用する際の課題として,プロジェクトで実際にソフトウェアを公開している立場から,技術的課題とLogisticsにおける課題が示された.

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