部会のご案内

ご挨拶

2023年度 部会長 鈴木 正昭

中京大学

鈴木 正昭

日本原子力学会 計算科学技術部会は、2002年の発足から丸20年を迎え、本年度より新たな次の10年に進んでまいります。これまで部会の活動にご支援・ご協力いただいております部会員の皆様に、改めまして深く感謝申し上げます。

日本原子力学会2022年秋の大会は、2019年秋に富山で開かれた大会以来、実に3年ぶりの対面開催となりました。Face to faceでの議論や交流の再開を待ち望んでおられた方も多いと存じます。この3年間、オンライン形式での研究教育活動が多数行われ、その利点が広く知られるようになりました。一方、既に面識のある相手とのオンラインコミュニケーションは比較的容易ですが、例えば、直接面識のない相手との新しい共同研究を立ち上げる際などは困難を感じる方も多いのではないでしょうか。ぜひ当部会のセッションを、新たな繋がりを広げ今後の研究交流を円滑にする礎の場としてご活用いただければ幸いです。

さて、本年度、部会の新たな取り組みとして「学生部会員を対象とした国際会議参加費の補助制度」の検討を開始いたしました。当部会は年齢構成が比較的若く、若手の方々の研究活動を支援することで、柔軟な発想により計算科学の新たな活用領域を切り拓いていってもらうことを期待したものです。補助制度については今後詳細の検討を進めますが、学生の皆様、また指導教員の先生方におかれましては、ぜひ当部会セッションでの積極的なご講演をお願い申し上げます。

最後に、本年も円滑な部会運営に尽力してまいりますので、皆様におかれましては今後とも変わらぬご支援・ご協力を賜りますようお願いを申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。

以上

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