Computational Science and Engineering Division, Atomic Energy Society of Japan
  • 【報告】2018年春の年会 計算科学技術 一般セッション

    2018.4.13 高田 コメント無し

    日時:2017年3月26日(月) 10:10~12:00

    場所:大阪大学吹田キャンパスC会場

    • 計算科学技術(数値解析)

    座長:エネ総研 茶木 雅夫
    1C01:IGA法を用いた中性子輸送計算手法の研究
    *堀田 理穂1、 Danny Lathouwers2、 W.F.G. van Rooijen1 (1. 福井大、2. デルフト工科大)

    IGA 法および輸送理論を用いて、任意の形状に対して中性子束分布を解析する手法を開発している。製造解法およびPHANTOM-SN の解析結果との比較により、現在の解析手法の精度について評価を行った。

    1C02:撹拌槽内における固液混相流の数値シミュレーション
    *田村 耕太郎1、酒井 幹夫2 (1. 東大、2. 東大)

    高粘性懸濁液の固液分離において、分離効率の向上のために数値シミュレーションの導入が求められている。本研究では、固液分離に関する基礎研究として、撹拌槽内の固液混相流に対して数値解析を行い、集約された固体粒子の振る舞いを評価した。

    1C03:DEM-VOF法を用いた多孔質体を通過する混相流の数値シミュレーション
    *高畑 和弥1、孫 暁松1、酒井 幹夫1、山口 彰1、 Dimitrios Pavldis2、 Christopher Pain2 (1. 東大、2. インペリアル・カレッジ・ロンドン)

    本研究ではDEM-VOF 法における多孔質体モデルを開発し、実験との比較を通してその妥当性の検証を行う。加えてMCNP との連成手法を開発し、固気液三相流体系における臨界評価を行う。

    1C04:高速増殖炉の炉心溶融事故後冷却挙動の研究(34)溶融ジェットブレイクアップ挙動の流動解析
    *齋藤 慎平1、阿部 豊1、金子 暁子1、小山 和也2、成合 英樹1 (1. 筑波大、2. MFBR)

    高速増殖炉の炉心溶融事故時には、ジェット状に放出された溶融燃料挙動の把握が重要となる。本報では、既報で構築した二成分二相系格子ボルツマン法を用い、模擬物質として溶融金属を使用した既存実験と同条件でジェットブレイクアップ挙動の数値シミュレーションを行った。

    1C05:原子力施設全体規模の構造解析に向けた要素毎有限要素接触解析手法 性能向上のための階層化手法の改善
    *鈴木 喜雄1 (1. JAEA)

    原子力施設全体規模の構造解析に向けて実施した、並列かつ省メモリに解析可能な要素毎有限要素接触解析手法の研究開発の成果について報告する。本解析手法の性能向上のために提案した並列化手法(階層化手法)に対して更なる性能向上のための改善策を実施し、有効であることを確認した。

    1C06:原子力施設の地震応答解析結果に与えるモデル化手法の違いによる影響
    *崔 炳賢1、西田 明美1、村松 健2、高田 毅士3 (1. JAEA、2. 東京都市大、3. 東大)

    原子力施設の地震リスク評価の信頼性向上に資するため、認識論的不確実さの評価に着目し、原子炉建屋モデル化手法の違いが地震応答解析結果に与える影響を調査した。本稿では得られた知見について報告する。

    1C07:統計的安全評価における代替統計モデルの適用(1)不確かさ解析への適用性に関する検討
    *木下 郁男1 (1. INSS)

    小破断 LOCA 高圧注入系不作動事象のLSTF 模擬実験を対象に、RELAP5 コードによる燃料被覆管最高温度(PCT)の統計的安全評価に対する代替統計モデルを構築し、代替統計モデルによるPCT の不確かさ評価結果をRELAP5 コードによる計算結果と比較した。

  • 【報告】平成29年度部会賞表彰式および全体会議

    2018.4.13 高田 コメント無し

     

    2018年春の年会1日目である3月26日の12:00~13:00 にC会場にて,平成29年度部会賞表彰式(第15回)が執り行われ,西田部会長から受賞者に表彰状が授与されました(受賞者は過去の一覧を含めこちらに記載しています)。その後,2017年度の活動報告および2018年度の活動方針と役員紹介が行われました。(リンクや写真をクリックすると,それぞれダウンロードできます。